北斎ー富士を超えてー
あべのハルカス美術館で開催中の、
北斎ー富士を超えてー
に行ってきました。
仕事終わりに、
踊りのレッスンまで時間が空いたので、
ちょうどいい!
と思ったのですが、
すんごい人!
京都でやっている国宝展より並んで並んでやっと絵の前に立てる感じ。
あー、疲れました。笑
途中で、その理由がわかります。
北斎の絵は、
思ったよりも、
小さかった。
その繊細すぎる線に惹かれ、人はみんな額に顔をくっつけるようにして、
見て
見て
見まるくので、
なかなか順番が回ってこないのです。
順番はないから自由に見ていいはずなのに、
日本人は大概の人が順番を守り、列を崩さないんですよね。
さて、今回は、NHKでやっていた北斎特集を観て、どうしても確認したいことがありました。
それは、北斎の代名詞ともなっている
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
に、見られるフラクタルの現象です。
フラクタルとは、部分と全体が同じ形をしていることを指していて、
例えば、植物のシダなんかがそうです。
葉っぱの先端がとんがったように見えるシダは、よくよくみると、同じ形の集合体で一つの形を成しています。
で、富嶽三十六景 神奈川沖浪裏の波も、そのフラクタルだというのです。
爪の先のように見える波しぶきの一つ一つは、たしかに全体の波と同じ形をしています。
あまりに、じーっと見てしまったようで、係りのお姉さんに、
どうぞ、お進みくださいね。
と、注意をうけてしまいました。
うまくフラクタルを説明できないけれど、
是非、これから行かれる方は、フラクタルを確認してみてくださいね。
そして、
北斎は、字も美しかった。
ハルカス美術館は、16階にあります。
なみ
国宝展
もう一度行きたい。
なみ
二条城ライトアップ
大政奉還150年記念 二条城ライトアップに行ってきました。
お昼間には行ったことがあったのですが、夜は初めて。
唐門です。
二の丸御殿へ
車寄・遠侍には、プロジェクションマッピング。
中は、撮影禁止でしたが、障壁画が煌々としていました。
欄間や天井も絢爛豪華。
絵がないのは床ぐらい。
徳川慶喜が大政奉還の意思を示した大広間は、人形がその時の様子を表していて、
リアルでした(笑)
また、二の丸庭園も、シロウトが見ても素晴らしかった。
見る場所によって表情が違うのですね。
当たり前と言えば当たり前なんですが、
城の中からは、近くのビルなどは一切見えません。
今、自分は、江戸時代と同じ景色を眺めているのだなあ。
と、不思議な気分に。
ところで、
ライトアップってね、なんだか一人では行きにくいですね。
無理矢理ついてきて来てくれた友達ありがとう。
なみ