舞台袖にて
とある仕事で、舞台袖から天井を見上げました。
そういえば、この景色、久しぶりだな。
コロナの影響で、なかなか来ることができませんでした。
さて、ホールの舞台天井には、幕がたくさんあります。
上がった緞帳や、
クラシック音楽などに対応するための反響版などが吊るされています。
当たり前の話ですが、
例えば緞帳は、それと同じ大きさのスペースが天井部分にあるわけです。
舞台は、見えてる部分だけでなく、
見えない部分も結構広い。
またこの日は、めずらしく時間に余裕があったので、
MC付きのディレクターさんと、しばし談笑。
司会者はスラスラペラペラお喋りしているように見えますが、
MC付きのディレクターさんがいらっしゃらなかったら、
何もできない場合があります。
昨日も、ほとんどのセリフでタイミングを読んでいただき、指示をいただきました。
こちらも、表からはなかなか気づきにくい見えないポジションですが、
私たちにとっては命綱同様です。
司会者によってはque後の話出しがまちまちなので、そのクセ、を見抜くのも仕事なんだそうです。
本当にいつもありがとうございます。
なみ