秋と秋と秋、と秋
なみ
2年ぶりの大吉
ある日ふと、
自分にご利益のある神社ってどこなんだろう。
と、思ったんです。
属性というものを調べると、わたしの属性は「水」でした。
いくつか京都にも水の属性の神社があって、
その中に、自宅近くの神社もありました。
出雲大神宮です。
徒然草にも登場する、由緒ある神社です。
これまでも、時々お参りには行っているんですが、自分に合っている、と思うとまた感じ方も違って。
ひんやりとした空気が、身体を浄化してくれているかのよう。
そして、おみくじは、
2年ぶりの大吉。
騒がず時を待ちなさい
と、書いてありました。
こちらには清水も湧いていています。
次回お参りするときは、ポットを持って行こうと思います。
なみ
母の命日
今日は母の命日でした。
朝から花屋さんに行って、
お家用、お墓用の花を買いました。
15年前は、雨が降っていて、すごく寒かったと記憶してるいるのですが、
今日は、秋晴れでとても爽やかな青空。
近くのコスモス園も満開でした。
仕事を終えて自宅に戻ると、父が、
「今日って、お母さんの命日やってんなあ。仏壇見て気付いたわ。」
はあ?と、言いたいところですが、笑
15年前は、
この先、この人(父)大丈夫かなあ。
と、不安で不安で。
それを思えば、まだマシ⁈なのかも。
言い訳がましく、
「誕生日は覚えてるんやで」
って、1月11日なんて、わかりやすい日だし。
しかも、父の誕生日は、11月11日。
忘れようにも忘れられないし(^◇^;)
おまけ
うちの家紋です。
でんでん太鼓、8個分みたいでしょ。
なみ
桧山進次郎さんの野球教室
高槻阪急で行われた、元阪神タイガース桧山進次郎さんの野球教室に行ってきました。
お話を聞いた時、
超嬉しい。けど、どうしよう。
阪神一筋、22年。
わたしの中では代打の神様、
というより、やはり、
阪神の4番。
京都平安高校出身となると、自然と家族みんなでご贔屓になります。
24番タオルを持って、何度も甲子園に通ったし、
暗黒時代と言われている時、オールスターゲームに阪神から出てはるのは、桧山さんだけで…。
そんな中、2003年のリーグ優勝。
また日本シリーズは、チケットが全然取れない中、なんとか手に入れて一戦だけ甲子園で観戦しましたが、
それはそれは、緊張感がスタンド にもあって、感じたことのない独特の雰囲気でした。
前置きが長くなりましたが、
ファンだと舞い上がって仕事ができなくなる+人見知り=どーしよう。ちゃんとできるかな。
という危惧です。
けれど、そんな想いは杞憂で、朝から生放送2本の後なのに、すごくフランクにお話ししてくださいました。
子ども達も、タイガースの帽子ユニフォーム、また桧山さんの応援歌を歌いながらお出迎え。
お父さんやお母さんも、しっかりビデオに収めながら、球場で応援してきたスターを目の前に、目がハートでした。
そして、常に笑顔で優しく、笑いも交えながらの指導。
やっぱり、選手会長!
やっぱり、神様〜!
わたしも、厚かましく、記念に写真を撮っていただきました。
※左肩が激緊張。涙
フラッグは、自宅から持参。桧山さん引退の時のものなんですが、引退された日の日付を入れてくださいました。優しい。
ただの浮かれたブログになってしまいましたが、
やっぱり、応援をしてもらえる人は、応援ループが存在してる。
カッコいい選手の努力や振る舞い、一つ一つのことに手を抜かない姿勢、結果、だからこその応援。という風に、線じゃなくてループだな、と思いました。
おまけ
桧山さんの中で、一番緊張された試合は、2003年の日本シリーズなんですって。
やっぱり、あの甲子園で張り詰めた空気は、選手のみなさんもそうやったんやー。
優勝、日本シリーズって、プロ野球選手のみなさんにとっても、特別なものなんですね。
桧山さんありがとうございました。
※かなり覗きこんでます(笑)
なみ
ナネちゃん
犬をわしゃわしゃしてしまった。
なみ
第66回日本伝統工芸展 京都展
京都高島屋で開催されている日本伝統工芸展に行ってきました。
日本伝統工芸展は、昭和29年から開催されています。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門から、厳しい審査を経て入賞した、特に優れた伝統工芸品が一堂に並ぶ展覧会です。
中には人間国宝の先生方の作品も並んでいます。
今回わたしは、2つのギャラリートークを担当させていただきました。
まず、新人賞を受賞された、
人形部門
北芳子先生 の
木芯桐塑布紙貼「春の宵」
与謝蕪村の句「公達の 狐化けたり 春の宵」をモチーフに制作されました。
狐が公達に化けて桜を愛でる姿。
正面から見るだけではわからないのですが、実は狐の面が頭の後ろに隠れています。
(館内撮影はNGなのでパンフレットを写メ)
狐感を出すのに、尻尾にしようか、手にしようか、随分悩まれたそうです。
結果、狐のお面にしよう、と。
装束(狩衣)の色合いも淡い墨色で素敵。
本当は、黒の布。でしょうね。
宵色というのでしょうか。肩から裾に、かけてグラデーションがかかっています。
また、止まっている人形に躍動感を出すため、
実際に動くとどんなシワ、たわみ、が出るのから野村萬斎さん主演映画、陰陽師をご覧になって研究されたそうです。
与謝蕪村は画家でもありましたが、こんな形で、句が立体的になるなんて。
北先生、是非俳句シリーズでの人形を作ってください!
そして、もうひと方、
金工部門の列品解説をしてくださったのが、
彫金 象嵌作家の山本夏顕先生。
普段使われている道具、
また、鋳金、彫金、などの違いを表にしていただき、わかりやすくお話しくださいました。
金工って、一言でいうと幅が広い。
素材選びから、制作の工程、素材を溶かしたり、叩いて伸ばしたり、いく通りも方法があります。
これはどうやってるんだろうなあ。と思いながら鑑賞するのも、また楽しみの一つなんだそうです。
どの作品も、 それぞれに引き込まれる要素があり、時間を忘れて見入ってしまいました。
また伝統工芸品は、温故知新の考え方が背景にあるそうです。新しい息吹が込められているからこそ伝統を守っていける、との考え方です。
止まらない職人の飽くなき挑戦と信念を感じることができる展覧会です。
京都以外でも、全国で展覧されます。
お時間ある方は是非お出かけください。
なみ
文化財よ、永遠に
住友財団修復助成 30年記念 特別展示
「文化財よ、永遠に」
に行ってきました。
泉屋博古館は、住友家第15代当主、住友吉左衛門友純さんが収集された美術品を展示している美術館です。
青銅器をはじめ、書跡、絵画、茶道具などが収蔵されている知る人ぞ知る美術館です。
扉の取っ手も青銅器の文様風。
住友財団は、文化財の修復に大変力を入れていれてらっしゃるようで、
この展覧会は、その修復により当時の息吹が蘇ったたくさんの文化財が展示されています。
タイトルが、なんだか歌のタイトルみたいでカッコいい!と思いませんか。
書物や、屏風、絵画…いろんな修復された文化財がありましたが、
中でも、建仁寺の塔頭霊源院さんの毘沙門天立像は、興味深かったです。
この毘沙門天さんは、中巌円月坐像の胎内仏です。
正直、霊源院さんで見た時は、ちぃちゃ。
と思ったのですが(^◇^;)
胎内仏と聞いて見方が変わりました。
左手に水晶を持ってはって、その中には最澄が持ち帰ったという仏舎利が納められているそうです。
細かくて、躍動感のある仏様ですが、それを中にいれてしまう、っていうのが、煩悩まみれの私には、わかるようでわからない。笑
他には、いくつか映像で修復作業の様子を見ることができたんですけど、
ほーんと、気が遠くなる作業です。
装潢師さんがいる文化財を修復するお店は、日本でも数が少ないみたいです。
朽ちていくのは世の常だけど、
かけがえのないものを紡いでいくというお仕事、
大切な職業ですね。
おまけ
青空と芝の緑が気持ちよかったです。
自分の写真の技術の無さに愕然。
なみ