悔しい日
育て方か、育ち方か、環境か。
人生において、悔しいと思った経験が少ないように思う。
もっと悔しがりなさい、とよく言われた。
ハッキリと認識した「悔しい」は、大学生の時、就職に向けた模擬面接で、
「あなたの顔は夜の仕事を目指しているような雰囲気だ」
と、今ならちょっと問題になっていそうなことを真面目に言われた時と、
30歳を目前にしたある日、お付き合いしていた人に、
「あなたは、両親がいて何不自由なく生きているし、助けてくれる人も周りにいるけど、
いま(自分が)好きになった人は、自分が助けてあげないと、誰も助けてあげられないから」
と、素敵ないい訳で振られた時だ。
何が言いたいかというと、今日、悔しいな思うことがあって、それは、自分に対しての悔しさで。
あ、そうか。
悔しいと思うのは、相手がいるわけではなく、自分に対して思うことなんだな、と気付いたのであります。
なみ