大学の履修科目
今回わたしは、12の授業をとりました。
リカレント教育過程の履修科目は、結構バラエティーにとんでいました。
例えば、パソコンや簿記のような実践的なものもあれば、ざっくりお金のしくみを把握できる企業会計や会社法の授業、
実際に新聞記者さんからライティングのスキルを学ぶ授業、
その他にも、現役大学生と同じ科目、私達の時代で言うところの一般教養などをとることもできました。
わたしが一番楽しかった、というかやり甲斐を感じたのは、ライティングの授業でした。メディアの最前線の方から学ぶことができるというのは、なかなかない機会。しかも、この拙い文章を採点してもらえるなんて!
書くことに、あんなに時間をかけたのは卒論以来かも。これまでのスキルに足らないものを擦り合わせながら学べたのはかなり意味がありました。
先生から比較的良い評価をいただいたことも素直に嬉しかった。
逆に、苦労したのが、まさかの!英語。笑
基礎英語は「あー、なんかそんなんやったなあ」で、できたのですが、オフィス英語は撃沈。
まず、知らない単語がズラリ。毎回泣きながら予習してました。外資系の会社でのやり取りが想定されているので内容は面白いのですが、日本人、外国人の心の中レベルの話までに及び、お手上げ。
仕事現場で知り合った英語が堪能な方に訳をてつだってもらいながら授業にのぞみました。
一つだけ必須科目がありました。
「ライフキャリアデザイン」です。
これまでの自分を見つめ直し、これから自分がどうあるべきかを考える授業。
これが、結構辛かった。
まず、産まれたときから現在を遡っていき、
良い事も、悪い事も、一つ一つ表にしていく作業から始まります。
なぜか、悪い事ばかりが思い出され、いっこうに筆が進まず。
しかも、それをクラスメイトとシェアすることが課されました。
毎回毎回、自分と向き合う日々。
周りからも、やっていて意味があるんかなあ。
なんていう声がチラホラ出始めました。
けれど、結果的には一番印象的な授業になっていました。
自分が持っているもの、持っていないもの、やっていくこと、やめるもの、
炙り出されるように「自分」が見えてきます。
加えて、理論も沢山学びました。
理論を学べるのは、大学だからこそ、だったと思っています。
キャリアの巨匠の言葉を沢山習いましたが、これはまた後日、改めて書こうと思います。
ところで、
入学してすぐに、学校からメールアドレスが与えられました。
今の大学って、毎日課題が出て、レポートなどはポータルサイトで提出。
お知らせもポータルサイト経由。
会社もそうなっているし、当たり前なんだけど、この点が一番、自分の学生時代との違いだなあ、と思います。
なみ