リカレント教育との出会い
一昨年、日本でラグビーワールドカップが開催されました。
俄ファンではありましたが、わたしも試合に熱狂し、大会終了後も関連動画をYouTubeで観ていました。
すると、ある動画がヒットしたんです。
それは、リカレント教育を紹介するWeb番組で、ゲストに廣瀬俊朗さんが出てらっしゃいました。
廣瀬さんは、ご存知の通り、ラグビー元日本代表のキャプテンで、東芝を退社されてからは、MBAを取得された、との内容でした。
現状維持で満足することなく、日々成長を念頭に動く。ずっと学ばれている姿に感動しました。
何より、同姓でカッコいい男の人、初めて見たー!笑
時同じくして、私は、自分は何もできない薄っぺらい人間だなあ、と日々感じていました。
何かをやりたいけど、何がしたいかがイマイチわからない。何かの資格を取る?うーん。違う。
そんな時に、リカレント教育というキラキラした言葉を知るのです。
大学で勉強がしたい、とは以前から思っていました。
すぐに 「京都 リカレント」と検索をかけると、
が、ヒットしました。
京大はちょっと別として(笑)
光華と京女。
偶然だと思いますが、どちらも親鸞聖人の教えをもとに創られた、宗門校です。(お東さんとお西さんではありますが)
カリキュラムを見ると、光華は事務系の学び直し科目が多かったので、私は幅広く学べそうな京都女子大学のリカレント教育課程に通うことを決めました。
文部科学省が唱えているリカレント教育は、以下のような理念です。
↓
「リカレント教育」とは、「学校教育」を、人々の生涯にわたって、分散させようとする理念であり、その本来の意味は、「職業上必要な知識・技術」を修得するために、フルタイムの就学と、フルタイムの就職を繰り返すことである(日本では、長期雇用の慣行から、本来の意味での「リカレント教育」が行われることはまれ)。
我が国では、一般的に、「リカレント教育」を諸外国より広くとらえ、働きながら学ぶ場合、心の豊かさや生きがいのために学ぶ場合、学校以外の場で学ぶ場合もこれに含めている(この意味では成人の学習活動の全体に近い)。
いわば「学び直し」です。
私達世代は、大学に入ることが全てのような教育を受けてきました。
さらに、女子は就職氷河期と重なり、何のために学校に行ったのか迷子になる人が続出しました。
時代が進んで、人生100年時代 というキャッチフレーズをあちこちで聞くようになり、このままでは、いけないと思いながらも、一度身体に染み込んだ教育の呪縛からはなかなか抜けられません。
22歳で勉強は終わりではない。
働きながら学ぶのだ。
それを教えてくれるのがリカレント教育です。
そして、後々勉強をしている中でわかるのですが、
海外ではもっともっと当たり前の教育として知られています。
さらに、さらに、
教育だけでなく、ジェンダーギャップ指数も後進も後進国だと、学ぶ中で嫌っちゅうほど、知ることになるのです。
では、また次回、学んだ科目についてお話しします。
通称 女坂。この坂を登ると京都女子学園があります。
なみ