愛宕山への道 episode1 下り
(※下り編 ほとんど写真がありません。疲れが手に出ていたということで)
愛宕山の山頂に着いた私達は、
お参りをすませ、昼食を取ることにしました。
これまで、登山を趣味にしている人から、
「山頂でのおにぎりが格別に美味しい」
と、聞いてはいましたが、本当に美味しかった。
確かに、ここでサンドイッチは喉に通らないわ。
あっという間にお楽しみタイムは終了。
とか言いながら、実は遠足並みにおやつを持参していました。
わたしは、ミニカステラと飴ちゃん。
有里ちゃんは、じゃがりことチョコレート。
申し合わせたわけではないのに、絶妙な選択のバランス(笑)
この体力のない私が、登り切れたのはこれらパワーフードのおかげです。
ちなみに有里ちゃんは、
「カキ氷を食べて帰りたい」
と、出発もしていない前日に呟いていた人です。
さて、下山ですが、すでに足に少々痛みがでています。
けれど、登り(時速1キロ4時間)ほどはかからないだろうし、2時間くらいで下りよう。
という、大変低い目標設定。
休憩ポイントを大幅に減らし、
登りの参拝者には、「お登りやす」と、声かけの余裕も。
忍者…いや、トレイルランニングというのでしょうか、走り抜けて行く人も沢山います。私達は、やっぱり休憩を挟みながらのんびり地上に向かいます。
で、結果、気が付けば、3時間半もかかっていました。
どれだけ愛宕山中にいたいねーん!
「あんたら昼過ぎに帰ってくるって言ってたのに、7時間半て!」by有里子母
行きも帰りも沢山の人に追い抜かれましたが、それでも満足。
不思議なもので、もう一歩も歩けない…となるかと思ったら、平地だとまだまだ行ける気がします。
地元の駅まで戻ってきたら、ちょうど屋外でくつろげるスペースがありました。
しかも、ビールが販売されているではありませんか!
しかも、今登ってきた愛宕山を望めるではありませんか!
西日を受けながら、顔もくしゃくしゃですが、至福のときです。多分、これは本当にほっとしている顔です。
というのも、カメラを向けられると山の中でも、ついつい条件反射のように5秒だけニッコリして(笑)撮っていましたが、
でも、ほんとは、この写真の顔。
きっと、ずっとこの顔して歩いていたと思います(笑)
この写真は、私の「辛い時に見るぶちゃいく写真」に登録です。
私達、本当にあそこまで登ったのかな。
(真ん中に見えるのが愛宕山)
なんだか幻のように感じるのは、
山中の時間が長かったせいかな。
その時間だけ、ふわりと霧に包まれていた感覚。
いや現実だ、っと教えてくれるのは、脚を中心にした全身の筋肉痛。
約一週間、歩幅10センチのロボット歩きでした。
余談:Instagramで、わたしの格好を見た友達が、「ど、どうしたん?」と、コメント。やっぱり⁈ わたしは、日本一アウトドアコーデが似合わない女です。
なみ