本
読まない本をメルカリに出していたけれど、結局売れるまで場所を取ることになり全く片付きません。
思案していたところ、ある施設が不要になった本を募っていると知り、そこに届けることにしました。
整理をしていると、自分の購入傾向がワンパターンなのがはっきりしました。
①仕事の参考図書I
例えば、基調講演のゲストや、トークショーをする方の著書。仕事が終われば一切開いてないものも多くありました。
②仕事の参考図書II
良い声の出し方、気の利いた話方、聞き方の上達法…同じような類のものがわんさか。
しかも、記憶に残っている内容殆どなし。
こういった本を読んでも、いい喋りができないことは自分が一番わかっているはずなのに、ついつい買ってしまうんですよね。
③キレイになるための本
正直、自分で驚きました。こんなに買っていたのか!と。
スタイルブック、ダイエット本、メイク術…これこそきちんと熟読し実践していれば、私も美魔女本一冊くらい書けているのでは?(笑)
④片付けの本
片付けが苦手な人が片付けの本を数冊持ってそれが片付けられない。といういい例。
一時はハマって、たくさん読みました。
今、タイトルを見ただけでもどんよりするような内容も多く、これを施設に寄付するのもなあ…
とちょっと迷い、大半を本棚に戻しました。
⑥文学作品
数年間小学生に国語を教えていたので、太宰から宮沢賢治、詩集や古文、漢文、学問のススメまでたくさん読みました。
作品によっては読み込みに読み込みすぎて、わけがわからなくなるほど。卒論の掘り下げ方にちょっと似ているかも。
この準備をしていく中で、文学が果たす世の中への役割を知りました。大学卒業以来、初めて文学部に行って良かったと思えた時でした。
⑦意外と少ない小説
単行本は重たいから殆ど買っていません。
こんな本も買ったよね、と、持っているのを忘れている本は数しれず。
しかし、この本だけは、買った記憶さえありません。
なんで買ったんやろ。しかも重たい単行本。
なんか話題になったっけ?
と、Facebookで問いかけたら、Facebook友達のお友達が映画プロデューサーさんで、
こちらの作品のプロデュースを手掛けられたとのこと。
あ、そうか。
その記事を読んで買ったんだな。きっと。
ということで、今、読み進めています。
あらすじ等、全くない状態でページをめくっていますが、
装丁からは想像していなかった内容(笑)
映画を観てみたいと思いました。
なみ