京博寄託の名宝
約二年前、京都国立博物館で開催された国宝展。
宝の山だらけ。そして、人の多さにぐったり。
もう少し絵画をゆっくり観たかった。
と思っていたら、
今年、ICOM国際博物館会議が京都で開催されたことを記念し、
京都国立博物館に寄託されている名宝が改めて展示されるというではありませんか!
伝源頼朝像
これだけでいいから、しっかり観たい。
しかも、たった520円。え?いいの?
ということで行ってきました。
三階から順に二階、一階へと下りながら観るしくみ。
ところが、
縄文式土器とか、なんやら変わった香炉とか、見始めるとなかなか進まない。
お客さんも少なめだから余計にゆっくり見てしまう。
結果、絵画の前に来たらぐったりしているのでした。
そう自分を奮い立たせて(笑)、展覧会を堪能しました。
伝源頼朝像は、教科書で幾度となくお目にかかりましたが、
今回、はじめて、頼朝の装束に文様が入っていたことを知りました。
パンフを写メしたものですが、見えますか?
風神雷神図屏風は、
いろんな複製が世に出回っているだけに、
これが、本物の本物なのだな。
そういう感慨深げな眼差しの方が多かったように思います。
あと、仏像は、照明の当て方もあると思うのですが、やはり荘厳な雰囲気があって、いつまでも観ていたい気分でした。
外に出るとすっかり夕方でした。
おまけ①
京都国立博物館には、ロダンの考える人があります。なかなかたくましい人だったのですね。
おまけ②
日本を愛してくれてありがとうございます。
京都観光楽しんでください。
なみ