彼女の10年
今日の朝日新聞の夕刊に、知ってる人が出ていました。
3面の「彼女の10年」
元事務所の先輩 井垣真紀さん。
でも、私の中では旧姓の稲葉真紀さんです。
稲葉さんは、結婚されて、いま城崎にお住まいです。
写真屋さんにお嫁に行かれて、いまカメラマンとしてもご活躍です。
うちの事務所は、昔、新人部門があって、
ある程度この新人部門で仕事をこなしてから、今の事務所の名前を初めて名乗れる、
という仕組みでした。
稲葉さんは、私が事務所に入った当時、この新人部門でバリバリ仕事をしてらっしゃいました。
当時新人は、コンサートホールやTV局の案内係とか、バイト的な仕事もしていたのですが、
稲葉さんは、みんなで夜の10時まで仕事をしたあと、
翌朝6時にラジオのスイッチを入れたら、
もうレポーターとして話してる、
そんな具合でした。
事務所をやめられてからも、お家に泊まりに行ってご飯を作ってもらったり、
結婚式の二次会パーティーに行かせてもらったり、
お嫁に行かれた城崎まで遊びに行かせてもらったこともあります。
そんな稲葉さんの10年が記事になってました。
なんだか、嬉しくなって思わず、写真を撮ってしまいました。
人の話なのに、
記事を読みながら自分とついつい照合してしまいます。
わたしの10年。かあ。
先日も、15年ぶりに会った友人から、
「全く変わってないな」
に始まり、
「奈美は昔から、楽しいのか、悲しいのか、嬉しいのか、怒っているのか、全然わからへん。わかりやすく見えてわかりにくい。」
と言われ、
とどめは、
「この世間知らずめ!」
と、三時間の説教。
肩をガックリ落としたのは、
友人の方でした(笑)
10年後、少しくらいは、
変わったね、
と、言われたいな。
なみ