そういう性格
最近、洋服の断捨離をしていますが、
ずっと気になっていたことがあります。
それは、母の服です。
亡くなって、もう10年以上経つというのに、そのままです。
父がどうしても捨てたがらないんです。
母が乗っていた車もそう。
誰も乗らないのにずっと置いてありました。
わたしなら、さっさと売るな。
お前は冷たい。
が、いつもの会話。
この間まであった乗用車も、
母が買っていいと言ってくれた車だから、
と、長いこと乗ってました。
こんな事なら、生きてる間に仲良くしておけばいいのに。
決して仲良くなかった2人を見てきた私は、そう思わずにはいられませんが、
夫婦とは、きっと、そうゆうものなんでしょうね⁉︎そうゆうものなんですか。
私にはわからないけど。(笑)
話は母の洋服に戻ります。
父は、着られるのがあれば私が着ればいい、と言うのですが、
なんせ、母は144センチしか身長がなく、どの服も子供用かと勘違いするくらい小さいんです。
だから、躊躇なく捨てていける。
そう思って、タンスや衣装ケースを開けると、
出てくる出てくる服、服、服!
確かに、いつも「◯◯に来ていく服がない」といっては、新しいものを買っていたけど、
同じようなチェックのスカートだけでも10着以上。
エプロンもかなりの数。着けているとこなんて、見た事ないし。
タグがついて新品のものも。
5号って。誰が着られるの?(笑)
とりあえず袋にドンドン詰めていくと、
タンスの一番端の一番奥から一冊のアルバムが出てきました。
開くと、両親の結婚式と新婚旅行写真。
膝上20センチのミニスカートワンピを着た21歳の母がそこにいました。
なんで、このアルバムだけ、他のとは別に、しかも服にかぶる形で、端に追いやってあるんだ。
服が捨てられない、
と言った父がチョットだけ不憫というか、なんというか…(笑)
けど、母はこういう人でした。
思い出しました。(笑)
なみ