たらいうどん と葡萄
徳島の知り合いの方に、
「たらいうどん」を食べに連れて行っていただきました。
阿波市土成町という徳島市から西へ車で30分くらいのところでした。
なんとうどんが茹で上がるまで約20分!
それまでは、川のせせらぎをききながら待ちます。
茹で上がったうどんは、「じんぞく」というハゼ科の魚からとった出汁につけていただきます。
関西風の出汁でも、関東風の黒いのとも違う、
色合いはちょうどその間をとったような濃さのもので、
じんぞくの風味と小麦の食感を楽しみながらいただきました。
このあたりは、葡萄も名産品だそうで、
道路沿いの産直販売所で、ピオーネを頂きました。
巨峰やマスカットなど、大き目の粒の葡萄があちらこちらのぶどう棚で収穫を待っていました。
ところで、私は、「葡萄」という響きが大好きです。
「武道」ではなく「葡萄」。
どこがいいのか、ってその字面、その響き、としか言いようがないのですが・・・
「檸檬」「薔薇」にも似た薫りがします。